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商学部とは

明治から続く大阪のビジネススクール

商学部の前身・旧大阪商科大学は、時代と産業が求める新しい学問分野を究める学府として生まれた日本初の公立大学です。
大学設立にあたってのモットーは「単に専門学校の延長をもって甘んじてならぬこと(は)もちろんであるが、国立大学の『コッピー』であってはならぬ」(大学設立時の市長、関一の言葉)。
商学部としては珍しい「市政科」を有するなど当時から市立大学としての独自性を誇っていました。
現在の商学部では、地域の社会問題の解決にマネジメントの視点を活かすための研究、グローバリゼーションのなかで都市大阪の発展をもたらすための研究など、オリジナリティの高い研究が進められています。

商学部のあゆみ

—大阪市立大学の筆頭学部、息づく歴史と伝統—

大阪市立大学商学部は、歴史をさかのぼれば、1880年(明治13年)に開設された私立大阪商業講習所にたどりつきます。
すでに135年を超えた、わが国の大学では有数の歴史を誇る学部のひとつです。
本学の前身である戦前の大阪高商・大阪商大は、東京高商・東京商大(現一橋大学)、神戸高商・神戸商大(現神戸大学)とともに「三高商」「三商大」とよばれ、商学・経営学の分野では、わが国をリードする役割を担ってきました。
戦後、1949年(昭和24年)4月、大阪市立大学商学部となり、大学院を整備し、現在もこの分野での屈指の学部として高い評価を受けています。

なぜ商学部なのか

—商学部の誇り、企業の活動から経済や社会を見る—

「商学部」という名前が古くさいという声がよく聞かれます。「経営学部」に変えたらどうかというのです。
本学だけではなく全国の商学部で議論になっているようですが、私たちは「商学部」であることを誇りに思い、これからもそうありたいと思っています。
それはけっして単なる名称の問題ではありません。たしかに、商学部と経営学部は似ていますが、まったく同じというわけではありません。
やや誇張した言い方になりますが、経営学部が企業の活動そのものに焦点をあてようとするのに対して、商学部は企業の活動を通して経済や社会の動きを見ようとしています。
この違いは大きいし、それを大切にしたいと考えています。その意味では、商学部は経営学部と経済学部の中間に位置するともいえます。 勉学の対象になるのは、企業の活動であり、それらが絡みあって構成される経済社会の動きです。それだけに、間口は広くなっています。

商学部の「学風」

—考える実学、理論と実証の統合—

商学部では、創立以来、理論的研究と実証的研究との統合をめざしてきました。
これは、社会科学の分野では当然のことともいえますが、商学部の伝統的な「学風」となっています。
理論はもちろん大切ですが、理論のための理論であってはなりません。
現実の中から理論を構築し、理論を現実の中に応用する、そんな方法を一貫してめざしてきたのです。
これからも、この方法は大切にしていきたいと考えています。

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